副都心・新宿。
幕末に無念の死を遂げた
武士の子孫たちが
次々と
先祖の記憶に目覚めはじめる。
「血伝継承」
……それは人の血に宿る「前世の記憶」 。
「覚醒者」が現れてから過去の遺恨による
斬り合いで、街の治安は悪化。
人々は恐怖に怯えていた。
主人公・沖田洸はある晩、土御門と名乗る陰陽師に出会い前世の記憶に目覚める。
やがて江戸市中見廻職「新徴組」隊士「沖田林太郎」の魂を継ぎ、
覚醒者の怨念を鎮めるため「新徴組抜刀隊」の一員として戦いに身を投じていく。
幕末から百五十年。
戊辰の戦いは今なお続く——