中沢颯
洸、下がりなさい。私が相手になります。
沖田洸
この程度。オレの命は、颯さんに救われた命です。
沖田洸
無論、これでも恩は返しきれない……残りの恩は一生、借りておきます。
中沢颯
いいでしょう。洸……貴方の強さ、間近で見せてもらいますよ。
中沢颯
新徴組の……いえ、この街の未来を貴方に託せるかここで見定めます。
沖田洸
はい、望むところです。
中沢颯
いい返事です。己の境遇に絶望していた貴方が、今では……誰より頼もしく見えるとはね。